会長あいさつ
一般社団法人兵庫県水質保全センター
会長 田 中 一 良
このたび、令和5年度定時総会後の新役員による理事会におきまして、会長に再任されました。
会員の皆様方におかれましては、平素から、センターの業務運営に対し格別なご支援・ご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。
また、国・県・市町議会議員の皆様方や行政機関・関係機関の皆様方におかれましては、平素からセンターの業務推進にご指導・ご鞭撻を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症については、2類から5類に移行してはおりますが、会員の皆様方におかれましては、引き続き万全の対策を講じて浄化槽工事や維持管理など日々の業務に勤しまれていることと存じます。
さて、浄化槽は、各家庭や施設に設置され、その処理水は公共用水域に放流され、良好な水環境を保全でき、地域の特性に応じて個別設置が可能な自然環境と調和した「災害に強く、環境にも経済にも優しい」設備であります。私どもセンターにおいても、生活排水全般を処理できる合併処理浄化槽への転換促進を図り、持続可能な社会の形成に貢献していくことが求められています。
そのために、令和2年4月から施行されている改正浄化槽法の趣旨を踏まえ、行政や関係機関と連携して単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換促進への支援やセンター浄化槽台帳を精査し、公平な受検案内による法定検査受検率の向上を図るとともに、国連が提唱するSDGsの取り組みを推進するなど各種事業に取り組んでまいる所存でございます。
最後になりますが、会員各位におかれましては、浄化槽の適正な施工、維持管理を通じて県民から地域社会の信頼と期待に応えるようご尽力いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
令和5年5月